SEO対策でやるべき内部施策3つの基本

多くの人が一番初めに学ぶSEO対策は、キーワード選定とコンテンツ内容の充実などの執筆に関することだと思います。その次に学びたいのが「内部施策」と「外部施策」のSEO対策です。そのうち「内部施策」は、検索エンジンがコンテンツを正しく理解してくれるようにお手伝いをして、記事の評価を高めることが目的です。今回はそのために知ってほしい「内部施策」3つの基本を紹介します。

クローラーの巡回を手助けする

関連のある記事同士にリンクを張り合えば、検索エンジンがコンテンツを理解しやすくなり、評価がされやすい技術的なメリットがあります。さらに目に見えないところだけでなく、リンクを貼ることでユーザーがさらに次の記事を読み、サイト内の滞在時間が増える可能性があります。無意味なリンクを貼りすぎれば、クローラーとユーザー両方から嫌われることになるので「関連性の高い記事を貼る」「分かりやすい名前をつける」ことを意識してください。クローラーの巡回を助ける手段は他にも「ページの階層を分かりやすくする」など知識が必要な対策もありますが、クローラーの巡回の手助けをする点で、内部リンクを適切に扱うことは誰でもできるので、基本的な対策として知っておきましょう。

検索エンジンに正しくコンテンツ内容を伝える

こちらの対策は文章をユーザーとクローラー両方がより理解しやすくするための施策となります。専門知識の必要ないものとして、タイトルの付け方は「上位表示させたいキーワードを前のほうに置く」「30~35文字にする」「キーワード同士を近づける」などがあります。その次に行いやすいのが<H1>タグなどの見出しタグを適切に使うことです。階層構造が分かりやすいよう正確に使うことはGoogleが公式に推奨していることでもあります。最後に、ページの内容を短く伝えてくれる「meta description」に、クリックして欲しいターゲットと対策キーワードをいれて70~100文字程度で魅力的に説明しましょう。

使いやすさを意識する(ユーザビリティを意識する)

どれだけ良い文章を書いていても、文字が小さすぎたり、読み込みが遅かったりするとユーザーは読むのをあきらめて他のページへいってしまいます。ユーザーにとってストレスのない記事はSEO的にも効果があります。特に注意すべき点として、記事を作成する人はパソコンで作業をする人が多いと思われます。ですがGoogleは「パソコン用サイトではなく、モバイル用サイトを見て検索順位を決めます」と発表しているため、記事作成後はスマホでも見栄えを確認する必要があります。その次はページの表示速度です。サイトの表示までに数秒以上かかると半分近い人が離脱するとも言われています。アイキャッチ画像など記事には必要な画像がありますが、画像の容量は200KB以下ぐらいを意識して使用するのが良いでしょう。

まとめ

今回紹介したSEOの内部施策は、できるだけ専門知識の必要ない基本的な3つの対策となります。それぞれ3つの分野でより専門的な対策をすることもできますが、まずは簡単に行える内部施策の基本をおさえ、SEOの解説サイトなどに箇条書きされた対策をただ行うのではなく、それぞれの対策の目的を理解することが大切です。